スカイラインターボC。長谷見昌弘 / 都平健二 組で'83 全日本耐久選手権(JSPC)に参戦。 ミッドシップが主流の中で、唯一無二のフロントエンジンのグループCカーになります。屋根を低く設計し、角パイプフレームで制作されました。しかし、肝心のLZ20B(直列4気筒ターボ)エンジンの信頼性は低く、一度も完走することはありませんでした。翌年からはFJ20ターボ搭載の本格的なグループCマシンのLM04C型となります。
都平:「車内がすごく暑い。エンジンと足元は鉄板1枚で仕切られているだけだから、全身をエンジンの熱が包み込むように感じた。コックピットの窓も小さく、走行中に風が車内に入ることなく灼熱のサウナ状態。」 「LZ20Bは耐久性がなく、リタイヤに終わったが長谷見くんと一緒に走れたことは思い出。」
Photo: 新潟在住 若杉さん